健康ニュース新着情報

- 2010年07月31日
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夏の「桑スイーツ」 養蚕の里・丸森の2菓子店で発売
かつて養蚕業が盛んだった宮城県丸森町の菓子店2店が、蚕の餌となる桑を使った夏向けのスイーツ3種類を開発し30日、「まるもり桑っ娘(こ)シリーズ」として発売した。
地元産の桑の実と葉を使い、町内にある栄泉堂がマカロン(150円)とラスク(6本入り320円)の2種類を、さとう菓子店がゼリー(150円)をそれぞれ商品化した。
粒の食感を楽しめるよう実を丸ごと入れたり、粉末状にした桑の葉を生地に練り込んだりした。「実は甘さが少なく薄味なので、どうやって食べてもらうか悩んだ」(栄泉堂)という。
養蚕資源や文化を通じて地域振興を図る「丸森発シルクロード計画」を推進している町は、桑の活用策の一環としてスイーツ開発を2店に呼び掛けた。
葉には血糖値上昇を抑えるとされる成分が含まれるなど、桑は健康食品としても注目される。町は秋ごろまでに、「桑っ娘シリーズ」の第2弾となるスイーツの開発を目指す。
両店のほか、蔵の郷土館「斎理屋敷」でも取り扱う。連絡先は町産業観光課0224(72)3017。 【河北新報】
- 2010年07月09日
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アークレイ、糖尿病データ管理システム USB接続、血糖値を解析
臨床検査機器・医薬品メーカーのアークレイ(京都市中京区)は、療養指導の現場で簡単に使える糖尿病データ管理システム「SMBG Viewer Lite(エスエムビージー・ビューワ・ライト)」を発売した。価格は1万5750円。パソコンのUSB端子に接続するだけで血糖測定データの解析を行える。
糖尿病患者は、合併症を発症しないように血糖値をコントロールすることが重要で、患者自身が自宅などで専用機器で血糖値を測定している。
この血糖測定結果を医療従事者が解析して、生活習慣改善の助言や薬物治療の効果判定を行うことで、より効果的な血糖値コントロールが可能となる。
また、診療を効率化するために、血糖測定データを解析できるソフトを活用する医療施設もあるが、パソコンへのソフト搭載が面倒なほか、ネットワーク環境が必要など、手軽に使用できない問題点があった。
アークレイは、長年の糖尿病データ解析ソフトの開発で得たノウハウを生かし、糖尿病療養指導の現場でより簡単に使えるシステムの開発に成功した。
パソコンのUSB端子と血糖測定器を接続するだけで、血糖データを診療時にわかりやすく表示できる。解析データを印刷して患者が持ち帰ることで、療養指導の質的向上も図れる。 【フジサンケイ ビジネスアイ】
- 2010年06月03日
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元気企業探訪:青木安全靴製造 糖尿病患者のための靴を開発中 /山形
◆青木安全靴製造(青木稔社長)
◇多様な危険に対応し改良
消防署員や海上保安庁職員など危険と隣り合わせで働く人たちの足を守る安全靴。河北町谷地の「青木安全靴製造」は日本で初めて安全靴を作ったメーカーだ。青木稔社長(50)は「一人でも多くの人の安全を守りたいとの気持ちで靴を作ってきた」と語る。
同社は第二次世界大戦後、青木社長の父で創業者の故健之助さんが、実家の河北町で作っていた草履を東京・浅草で売り始めたのが始まり。草履の裏に約5センチの板を付けたり、指の上をアーチ形の鉄板で覆ったり、足を守るため改良を重ねた。
1951(昭和26)年、米軍のテント布地を使い、牛革の底に指を鉄板で覆う「鉄芯」を組み込んだ安全靴の元祖を開発した。「おやじは戦争中、靴が合わず傷口から入った菌が元で亡くなった兵隊を大勢見たらしい。靴の重要性を痛感したんだろう」と、青木社長は推測する。健之助さんは「安くて品質の良い安全靴が広まれば、多くの人を危険から守れる」と技術を惜しみなく分け与えたという。
健之助さんの開発した牛皮の安全靴が普及する中、同社は85年に初めてスニーカータイプの安全靴を考案。それまで「重い」「ダサイ」と安全靴を履きたがらなかった人からも注文が相次ぎ、半年以上予約待ちとなる大ヒットになった。
再び同社に転機が訪れたのは95年の阪神大震災だった。震災の映像を見た青木さんは衝撃を受けた。「これまでの安全靴では通用しない。大震災の現場でも、人の命を助け出せる靴を作ろう」。開発を進めていた合成ゴムの2層構造技術を使い、油や熱、衝撃に強い「アテネオインパクト100」を同年発表。2種類のゴムを靴底に使い、200度の鉄板上に10分間放置しても熱を通さず、20キロの重りを約50センチの高さから落としてもつま先を衝撃から守る。この技術は99年に県のイノベーション大賞を受賞。海上保安官や東京消防庁消防署員など日々、危険にさらされているプロたちも履いている。
01年には産学官連携で開発した米ぬかが原料の素材を使った滑りにくい安全靴を発売。03年には食中毒対策用に開発した靴も県エクセレントデザイン大賞を受賞した。
現在、糖尿病患者に優しい靴を開発中だ。糖尿病患者は、足がむくみ、末端神経がまひしやすいため靴擦れに気づかぬうち傷口から菌が入り、足に菌が回り足を切断するケースもあるという。足が靴に当たらないようなゆったりした形をデザイン。靴の中敷きにコルクを使い、足の形に合わせて自由に削れるようにした。「工場や災害現場だけでなく、雨の日の滑りやすい床など危険は多様で、身近に潜んでいる。これからも、いろんな安全を提案したい」と青木社長は話している。 【毎日新聞】
- 2010年04月27日
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DSを糖尿病治療のお供に ― 製薬会社が血糖値測定のオンラインデモを公開
ニンテンドーDSを糖尿病治療に役立てる…その仮想体験をしてみましょう。
製薬会社のバイエルは、ニンテンドーDSと組み合わせるグルコースメーター「DIDGET」のオンラインデモを公開しました。
糖尿病の治療には血糖値の管理が不可欠。しかし毎日血糖値を測定するというのは負担も大きく、つい滞りがちになる例も少なくないそうです。
「DIDGET」は血糖値の測定をゲームと組み合わせることで習慣づけを図っています。血糖値を測定することでポイントが貯まり、ゲーム内でアイテムや新要素が手にはいるのです。
また、貯めたポイントは糖尿病患者のオンラインコミュニティ「Bayer’s New Web Community」でも使用可能となっています。
今回公開されたオンラインデモは「子供向け」「両親・大人向け」「医療関係者向け」に別れており、それぞれの立場から「DIDGET」の使い方を学べます。
検査のために自分で採血する様子をインタラクティブに体験することも可能。検査キットを用意し、自分の指に針を刺し、採血し…といった手順を毎日繰り返すのは確かに少し手間かも知れません。
それだけに「DIDGET」で測定の手間が少しでも楽しいことになることを祈るばかり。付属ゲーム『Knock ‘Em Downs』はミニゲーム付きのアドベンチャーですが、更に幅広いゲームも期待したいところです。 【 インサイド 】
- 2010年04月27日
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蚕や桑、活用法研究 宮城・丸森町と東北大院農学研究科
かつて養蚕業が盛んだった宮城県丸森町と東北大大学院農学研究科は26日、蚕や、餌となる桑の多面的な利用法を連携して研究する協定を締結した。町は桑畑を提供して大学側の研究を支援し、健康食品開発などのノウハウを得て新たな産業を創出したい考えだ。
町役場で行われた締結式には、渡辺政巳町長と農学研究科の山谷知行科長ら町と東北大の関係者、地元養蚕農家の約20人が出席した。
渡辺町長は「江戸時代から続く丸森町の養蚕業だが、今は農家が10戸ほどに減少した。遊休桑園を再生し、地域活性化につながるよう取り組みたい」とあいさつ。山谷科長は「貴重な研究材料を提供していただき大変ありがたい」と述べた。
農学研究科は桑の葉に含まれるデオキシノジリマイシン(DNJ)に着目。DNJは血糖値上昇を抑えるとされ、糖尿病予防として効率的に摂取できる健康食品開発などを目指す。
これまでの研究で、桑の品種によって含有量が大きく異なることや、蚕の幼虫がDNJを多く含んだ桑葉を食べると、体内で高濃度になることが分かっている。
同町舘矢間の桑畑約8アールを町が借り、農学研究科に実証桑園として提供する。20日には現地で桑の挿し木作業を終え、50種以上の栽培を始めた。
両者は研究成果を共有しながら、研究会や講演会、地元高校向けの出前講座を開催することも検討している。 【 河北新報 】
- 2010年02月26日
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女性の更年期の悩み 増える内臓脂肪 メタボに注意【産経新聞】
■動脈硬化や糖尿の恐れ 食事は腹七分目心がけ
閉経を機に増える女性のメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)。日本人の場合、欧米のようなBMI(肥満度)30以上の超肥満は少ないとはいえ、遺伝子的にわずかな肥満でも糖尿病になる人が多く、油断は禁物だ。健康維持だけでなく、見た目の美しさを保つためにも更年期の体の変化を理解し、食事や運動など生活習慣を見直すことが大切だ。(平沢裕子)
[グラフで見る]エストロゲンの低下と女性のからだの変化
◆太りやすい時期
「体重は変わらないのに、おなか周りに肉がついてきたような気がする」。更年期になってこんな思いをしている女性も多いのではないだろうか。
東京医科歯科大学医学部附属病院周産・女性診療科の寺内公一助教は「閉経後の女性は体重はそれほど増えないのに、体脂肪がかなり増えることが分かっている。しかも脂肪の多くは内臓脂肪としておなかにつく」と指摘する。
更年期は、思春期、出産と並んで女性にとって太りやすい時期。その一番の原因は女性ホルモン(エストロゲン)の減少にある。エストロゲンは、体の中でコレステロールを低く保ち、内臓脂肪をつけにくくする働きをしており、女性を心筋梗塞(こうそく)や脳卒中などの心血管疾患から守っている。
更年期にはこの大事なホルモンが急激に減り、閉経を過ぎるとほとんどなくなってしまう。このため、それまでと同じ食生活で運動量も変わらなければ、どうしてもおなか周りに脂肪がたまってくることになる。
「更年期以降の女性に多いのが、『くびれを元に戻したい』という要望」と話すのは、ダイエット外来で太らない食べ方などの指導をしている順天堂大学大学院医学研究科の白沢卓二教授(加齢制御医学)。自由診療で行っている同外来を訪れる女性には、BMI23と、数値的に問題ない人もいるという。それでも、「日本人の場合、体重が適正の範囲内でも体脂肪率が高い『隠れ肥満』や『隠れ糖尿病』が少なくない。女性の場合、更年期の50歳ごろから太り始めた人は動脈硬化や糖尿病となる危険性が高いので、今すぐ手を打つ必要がある」と白沢教授。
◆最初に野菜を食べる
更年期に太りやすくなるのは、筋肉量や基礎代謝が減ることも関係している。基礎代謝は、呼吸や体温を調節するのに消費するエネルギー量。若いときはだまっていても消費されるエネルギーが、年をとると使い切れず残ってしまうため、若いときと同じように食べているとエネルギーのとりすぎとなってしまう。
太らないためには、食事の量・カロリーをコントロールするとともに、栄養成分を偏らないようにすること。食事全体のうち、タンパク質20%未満、脂肪20~25%未満、炭水化物50~70%未満のバランスであれば問題ない。また、肥満からくる糖尿病を防ぐために、血糖値を急激に上げないよう食事のとり方を工夫する必要がある。
白沢教授は「食事のときはまず最初に野菜を食べ、ご飯やパンなど炭水化物は最後にするというように食べる順番も大事。また、やせたいからと食事を抜く人がいるが、欠食は逆に肥満の原因になる。健康長寿のためにも、1日3食、腹七分目を心がけてほしい」と話している。
【白沢卓二教授が提唱する元気に生きるための食生活の基本ルール10カ条】
(1)食事を抜かない
(2)腹八分目でなく「腹七分目」
(3)ご飯やパンは食事の最後に
(4)朝食に「ネバネバ・メニュー」を
(5)薬の働きが期待できる野菜を
(6)魚はサケやサバ、イワシを中心に
(7)肉と魚は1日おきに
(8)油は高くても良質なものを
(9)乳製品を毎日とる
(10)香辛料やハーブを活用し減塩
(白沢教授著『50歳すぎたら絶対にやせなさい!』より抜粋)
【産経新聞】
- 2010年02月17日
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<糖尿病>働き盛り調査…治療と仕事両立探る 5千社対象
働き盛りのサラリーマンの糖尿病対策の実態を調べるため、独立行政法人「労働者健康福祉機構」が国内企業を対象とした初の調査を実施する。糖尿病患者の多くは、30~40代で血糖値が上昇し、発症するとされる。しかし、働いている人は仕事が忙しいなどで、治療の継続が難しく悪化させがちだ。同機構は、働く糖尿病患者・予備群の治療や勤務の実態を明らかにし、就労と治療の両立を実現する職場ガイドライン作成を目指す。
調査では、糖尿病の治療や予防対策が必要な社員数、治療実績や検査値の推移の把握状況、勤務形態などを尋ねる。来月下旬ごろから東証、大証、名証の1、2部上場企業約5000社に調査票を配布、続いて中小企業約1万社にも広げる。
軽い糖尿病や予備群は自覚症状がなく、治療の継続が難しい。一方、多くの企業は、健康診断で異常値が見つかっても受診を促すだけで、通院状況や血糖値の推移までは把握していないという。
調査の計画に携わった堀田饒(にぎし)・中部労災病院長は「調査で実態を把握し、治療と仕事が両立できる職場環境づくりを提言したい」と話す。【毎日新聞】
- 2010年01月26日
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<糖尿病>中年の3人に1人誤解「肥満でないからならない」
肥満ではない40~60歳代の3人に1人が「将来、糖尿病にならない」と誤解していることが、製薬会社「ノボ・ノルディスク・ファーマ」の調査で分かった。日本人は肥満でなくても糖尿病になる人が多く、糖尿病予防には、体形だけで判断する「誤解」の解消が求められそうだ。
調査は昨年12月、40~60歳代の健康な男女1200人にインターネットで実施した。
糖尿病になりやすい体形を聞いたところ、49.7%が「太っている人」と答え、「体形は関係ない」(43.8%)を上回った。
1200人のうち肥満度を示す体格指数(BMI)が25未満の太っていない男女600人に「将来、糖尿病になる可能性」を聞くと、36.3%は「ない」と受け止めていた。
日本人は血糖値を抑えるホルモン「インスリン」の分泌能力が低い人が多く、標準体重以下の患者も多い。だが、標準体形ややせ形でも糖尿病になりやすいことを知っている人は38.8%だった。
08年度に始まったメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に注目した健診制度では腹囲が注目され、やせていれば血糖値だけ高めでも指導対象にならない。ところが調査では、健診で糖尿病の疑いを見逃す可能性があることを知らない人も66.6%に達した。
大西由希子・朝日生命成人病研究所治験部長は「自分は大丈夫と思っても、過食や運動不足で糖尿病になる可能性はある。医療機関できちんと検査を受けてほしい」と話す。 【毎日新聞】
- 2010年01月26日
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ウエストメジャーリーグ:メタボ予防へ、3人1組で理想体重競う 伊勢で開幕 /三重
伊勢で一足早く「メジャーリーグ」開幕--? メタボリック・シンドローム(内臓脂肪症候群)の予防を目的に、どれだけ理想的体重に近づけるかを競い合う「ウエストメジャーリーグ」の開会式が24日夜、伊勢市船江のスポーツクラブ「アクトスミタス伊勢」で開かれた。市民ら60人が、日ごろから体を動かし食事に気を配って目標を達成することを誓った。
ウエストを測る巻き尺(メジャー)にちなんだ同リーグは、3人1組となって3カ月間の体重の減少率を競う。朝と夜の体重、歩数計に記録された歩数、消費カロリーなどを記録し、あらかじめ立てておいた目標に近いチームと個人を表彰する。
この取り組みは、楽しみながら健康的な身体作りを目指そうと、07年から熊野市と三重大が共同で取り組んできた。伊勢市の場合は、同大と民間スポーツクラブがタイアップして行う。
伊勢市を中心に20~50代が参加。参加者らは体重や身長、腹囲、体脂肪率などを測定。その後、効果的な筋力トレーニングやジョギングの方法を習った。食事や飲酒に関する注意点などを書いたテキストも配られた。
多気町の製薬会社社長、松浦信男さん(47)は「個人だと途中で断念しそうだが、チームならば楽しみながらやせられそう。75・2キロの体重を71・44キロまで減らしたい。自信はある」と意気込んでいた。
メタボリック・シンドロームは、心筋梗塞(こうそく)や脳梗塞の原因となる高血圧や糖尿病の前兆とされ、偏った食生活や運動不足、ストレスなどに起因する。
【 毎日新聞 〔三重版〕】
- 2009年12月16日
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今年度の糖尿病関連製品市場は4千億円超―矢野経済研究所
今年度の糖尿病関連製品の市場規模(見込み)は昨年度の3948億6000万円から5.9%増の4179億7000万円となることが、矢野経済研究所の調べで明らかになった。同研究所では、「予備軍も含めた糖尿病患者の増加を受けて、市場は拡大基調だ」としている。
調査は今年9-11月、国内の糖尿病関連製品メーカーを対象に実施。市場としては、▽血糖値関連の特定保健用食品などの「予防(食品)市場」▽血糖測定器などの「検査・診断市場」▽糖尿病治療薬や糖尿病合併症治療薬の「治療市場」―の3領域を対象とした。
調査結果によると、今年度の糖尿病関連製品の市場規模は、メーカー出荷ベース(治療市場は薬価ベース)で4179億7000万円に達する見込み。
市場別に見ると、「治療市場」は3233億5000万円と糖尿病関連製品の市場全体の7割を占める見込み。同研究所では、ジェネリック医薬品の広がりから金額面で縮小要因がある一方、インスリン抵抗性改善薬やα‐グルコシダーゼ阻害薬の領域において、売り上げ規模の大きい薬剤の伸長が市場拡大に寄与したとしている。
このほか、「検査・診断市場」は707億4000万円、「予防(食品)市場」は238億8000万円となる見込み。
来年度の糖尿病関連製品の市場規模は、4385億8000万円と予測。このうち「治療市場」では、インスリン抵抗性改善薬を中心とする売り上げの伸長が引き続き予測されるほか、DPP-4阻害薬やGLP-1製剤など、新たな糖尿病治療薬の広がりも注目されると指摘している。 【 医療介護CBニュース】
- 2009年11月27日
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【ゆうゆうLife】病と生きる 華道家・假屋崎省吾さん(50)
■「すぐ入院」目の前真っ暗/夢があるから我慢できる
華道家の假屋崎省吾さんは6年前、糖尿病が発症したのをきっかけに大好きな肉料理など高カロリーの食生活と決別した。体重は17キロ減り、血糖値は今も正常値をキープしている。その強い意志は50歳になった今、「新たな夢に挑戦したい」という情熱が支えている。(文 小川真由美)
糖尿病と診断されたのは44歳のとき。夏、おなかに赤い湿疹(しっしん)ができて皮膚科に行ったときに血液検査を受けたら、お医者さんに「すぐに入院して」と言われ、目の前が真っ暗になりました。健康な人は100未満の血糖値が273だった。
でも、家を新築したばかりで借金があり、仕事をしないとローンを返済できない。だから、お医者さんに「後生ですから入院だけは勘弁して」と懇願し、食生活を180度変えるのを条件に、何とか入院だけは免れました。
病気になる前は1日4000キロカロリー以上摂取していました。焼き肉やトンカツなど脂っぽくてこってりしたものを1日3食。バイキングが大好きで、暇さえあれば行って満腹になるまで食べていました。お菓子もようかん1本を丸かじりとか。
おいしいものって油やバター、砂糖がたっぷり使われているものばかりでしょう(笑)。体も丈夫で、38度の熱でも花を生ける仕事をすると熱が下がってしまう。病気とも無縁でした。
40歳を過ぎてからのどがやたらと乾いたり、だるくなったり自覚症状があっても「仕事の疲れかな」と考えただけ。睡眠時間3、4時間で働いているうちに時間がたっていました。
湿疹ができず、放っておいたら今ごろどうなっていたかと思うと怖い。私のような自営業の方は、特に早期発見のために定期健診は欠かさず受けてほしい。
今は和食中心で、1日1600キロカロリーを心掛けています。外食の際はみんなで別々のお料理を頼んでもらい、すべての料理を一口ずついただく。料理の種類が多いと見た目も楽しいし、少量でおなかも膨れます。ロケ先での弁当は、揚げ物の衣を取り除いて弁当に詰め直し、ふたをして、もう一度「いただきます」とリセット。この一手間で、新品のお弁当のように食べています。
ちなみに、“マイブーム”はシークワーサー。血糖値を下げる効能があるうえ、レモンや酢と同じ感覚でいろいろな料理にも合う。体重が減ったし、肌もきれいになった。体にも美容にもよく、一挙両得です。
とはいえ、今も寝る前に無性にお菓子を食べたくなる(笑)。そんなときは、糖尿病が進行して両足を切断するとか最悪の事態を想像する。そして、水を飲んでおなかを満たしてさっさと寝てしまいます(笑)。
「花一時、人一盛り」ではないですが、病を得たうえ、今年50歳になったことで、花同様、人の命もはかないと痛感しています。
私の夢は、世界遺産など世界中の歴史的な建造物と花のコラボレーションとか、華道家として新しいことに挑戦すること。大好きなピアノももっと上手になりたい。そんな夢をかなえるためだから、大好きな肉もお菓子も我慢です(笑)。
糖尿病は自分をコントロールして上手に付き合えば、健康な人と同じ生活ができる病気。食事療法はずっと続けないといけないから根気がいるけれど、私も含めて患者はたくさんいて、ひとりじゃない。人生をあきらめず、夢や希望を持って頑張りたいですね。 【産経新聞】
- 2009年11月16日
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「世界糖尿デー」-タイガース岩田投手、新宿ビジョンで呼びかけ /東京
新宿東口の大型ビジョン「アルタビジョン」(新宿区新宿3)は「世界糖尿病デー」の11月14日、阪神タイガース・岩田稔投手のメッセージを上映した。主催はNPO法人日本IDDMネットワーク。(新宿経済新聞)
同NPOは全国の1型糖尿病を中心としたインスリン注射が必要な患者やその家族を支援する。1型糖尿病は成人病である糖尿病とは異なり、体内でインスリンを作れなくなる病気。日本での発症率は10万人に1~2人。
「多くの人にこの病気を知ってもらいたい」という思いから、アルタビジョン新宿と大阪のトンボリステーション(大阪市)で岩田さんのメッセージを17時54分から約5分間上映した。
高校2年生の時に、1型糖尿病を発症した岩田さん。それ以来病気と闘いながらも、プロ野球選手になる夢をあきらめなかったという。重い病気だがインスリン注射などで常に補充することで普通の生活やスポーツも可能になること、夢を追うことの大切さ、この病気が間違った認識をされていることでつらい思いをしている人が少なくないことなど、ビジョンを通して新宿の人々に呼びかけた。若い人を中心に多くの人々が、ビジョン前で岩田さんの映像に注目した。
岩田さんは「同じ病気で苦しむ人たちの希望になりたい。(自分が)プロ野球で活躍することで病気と闘っている人たちを勇気づけていきたい。1型糖尿病の根治への研究支援に協力していきたい」とも。
同NPOの担当者関口香里さんは「大型ビジョンでの放映やさまざまな活動を通じて、1人でも多くの方が1型糖尿病という難病を正しく認識していただきたい。本人やその家族の大変さを少しでも理解してもらえれば」と期待する。
【みんなの経済新聞ネットワーク】
- 2009年11月16日
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糖尿病:KONISHIKIさんが体験談--高松で啓発イベント /香川
◇健康のため147キロ減量
香川大医学部付属病院と県、県医師会でつくる糖尿病克服プロジェクト「チーム香川」の糖尿病啓発イベントが15日、高松市三条町のゆめタウン高松であった。トークショーでは、大相撲元大関でタレントのKONISHIKIさん(45)が、食生活やダイエットなどについて話した。
KONISHIKIさんの体重は、最も重い時で303キロだったが、現在は156キロ。ひざのじん帯などが切れるなど体がぼろぼろになり、30~50歳代で親族が亡くなったことなどからダイエットを決意した。
胃を小さくする手術や、やせてから余った皮膚を切除する手術を受けた体験を披露。「食べたいというのが頭にあり、最初はきつかった」などと苦労話をし、観客に「医師の話をよく聞き、自分に合ったダイエットをしてください」と訴えた。
イベントではこのほか、体脂肪率などの測定コーナーなどもあり、多くの人でにぎわった。 【毎日新聞】
- 2009年09月18日
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なくそう・減らそう糖尿病:早期の血糖管理、死亡率低下に効果
糖尿病の患者数は、予備群を含め国内で2210万人いると推定され、増加傾向が止まらない。糖尿病治療で最も重要なのは血糖値を低く抑えることだが、食事制限など厳しい体調管理が求められ、実現は容易ではない。しかし最近の研究で、治療当初に薬や徹底した生活習慣の改善によって血糖値をかなり低く抑える努力をした人は、後々の死亡率や心筋梗塞(こうそく)などの発症確率が低くなるとの成果が相次いでいる。「最初の頑張り」が後々生かされることから名付けられた「遺産効果」が注目されている。
◇血管傷つける状態、持続させない
夜中に何度もトイレに起き、のどが渇く。体重も10キロ近く減った。昨年夏、千葉県に住む会社員の男性(60)は、心配になって病院を訪ねた。
すると、過去1~2カ月の血糖状態を表すヘモグロビンA1c(HbA1c)が9・6%(正常値は4・3~5・8%)もあった。「糖尿病ですね、すぐ入院しましょう」。そう医師に告げられた。
入院中、「高血糖は血管を傷つけ、心筋梗塞などによる急死につながる」「合併症で目が見えなくなるかもしれない」など、糖尿病の怖さを学んだ。「自分の体調を管理できずに死ぬわけにはいかない」と、インスリン注射を始めた。狭心症の予防薬など6種類の薬も欠かさない。好きだった酒もやめた。最近のHbA1cは4%台後半から5%台前半と、きわめて良好だ。合併症も出ていない。
男性は「良い血糖値は励みになる。将来のためにも頑張りたい」と話す。
◇ ◇
血糖値を投薬などによって厳格に低く抑える治療法を「強化療法」と呼ぶ。強化療法をした集団は、しない集団と比べ、網膜症など合併症の発症率が低く、その効果が長く続くことは知られていた。
北米で、何らかの原因で血糖値を下げるホルモン「インスリン」の分泌がなくなる1型糖尿病患者を対象にした研究によると、2集団を比べる10年間の試験後、強化療法ではない集団も強化療法に切り替え、さらに10年後の心筋梗塞などの発症率を比べた。すると、最初から強化療法をしていた集団の発症率が約4割低かった。
また、英国で、生活習慣の乱れなどが原因で発症する2型糖尿病患者を対象にした研究では、1978~97年に強化療法をした集団と、しない集団を比べた。97年までは心血管疾患の発症率、総死亡率に差はなかったが、07年時点では強化療法の方が、心筋梗塞の発症率が15%減、脳卒中の発症率が9%減、総死亡率が13%減となった。
研究チームは「早期からの徹底した血糖値管理の効果は長く続く」と報告、この効果を「遺産効果」と名づけた。
◇ ◇
日本糖尿病学会理事長の門脇孝・東京大教授は「高血糖状態は、血管内皮に障害を引き起こす。それがやがて動脈硬化や狭さくにつながり、心筋梗塞などを起こす。強化療法は、病気の根本への影響を排除する治療のため、効果が表れるまで時間がかかり、取り組んだ時間に応じて効果が続くのではないか」と分析する。血管に負担を与える高血糖状態を短期間にとどめるためにも、早い時期の取り組みが意味を持つ。
門脇教授が注目するのは、デンマークで実施された強化療法に関する研究だ。強化療法の集団は、血糖値に加え血圧、血中脂質も、良好な数値を8年間維持することを目指した。08年に発表された論文によると、試験終了5年後の強化療法の集団の総死亡率、心血管疾患の発症率は約半分に抑えられていた。
この試験は対象が160人と少なかったため、門脇教授らは06年から、国内の計2542人の2型糖尿病患者を対象に同様の比較試験をしている。強化療法の集団は、HbA1cを5・8%未満に抑え、血圧、血中脂質も厳格に管理する。
薬も使うが、血糖値を大幅に下げるには生活習慣の改善が欠かせない。門脇教授は「生活習慣を変えれば、飲む薬を減らせる。試験参加者の1日の歩数も増えており、生活習慣改善のきっかけにもなっているようだ。日本人の患者の総死亡率を下げるため、効果的な治療法を見いだしたい」と話している。 【毎日新聞】
- 2009年08月14日
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膵臓の細胞転換 インスリン増産 糖尿病治療に応用も
マウスの遺伝子操作実験で、膵臓(すいぞう)でインスリンを生み出すベータ細胞を別のアルファ細胞から転換して増やすことに成功したと、ドイツ・マックスプランク研究所などの欧米研究チームが米科学誌セルに発表した。この遺伝子「Pax4」の働きを薬剤で強めることができれば、将来、ヒトの糖尿病治療に応用できるかもしれないという。
アルファ細胞は、インスリンとは逆に血糖値を上げるグルカゴンを分泌する。これまでの研究で、Pax4遺伝子が働かないよう操作したマウスは、ベータ細胞ができずに死んでしまうことが分かっていた。
Pax4遺伝子の働きを強めたマウスは、ベータ細胞の数が約8倍に増え、不足したアルファ細胞も補充されたという。 【フジサンケイ ビジネスアイ】
- 2009年07月27日
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<メタボ>原因の仕組み解明 免疫細胞が炎症誘発 東大
メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の原因となる内臓脂肪の炎症が起きる仕組みを、永井良三・東京大大学院医学系研究科教授らが、マウス実験で突き止めた。免疫細胞の一つ、Tリンパ球が炎症の引き金になっていた。メタボリックシンドロームの治療薬開発につながる成果という。26日付の米専門誌「ネイチャーメディスン」(電子版)に掲載される。
内臓脂肪が蓄積し、脂肪細胞が大きくなると、白血球の仲間のマクロファージなど免疫細胞が集まって慢性的な炎症が起きる。炎症によりインスリンの効きが悪くなることなどがマウス実験で分かっており、動脈硬化や糖尿病などにつながる。しかし、炎症の起きる仕組みはなぞだった。
永井教授らは、高脂肪食を与えた肥満マウスと通常の食事を与えたマウスを比較。その結果、肥満マウスは病原菌を撃退する「CD8陽性Tリンパ球」が、マクロファージより先に増えていた。
そこで、このリンパ球を減らしたり、存在しないマウスを作製して調べると、高脂肪食を与えても内臓脂肪組織に炎症が起きないことが判明した。さらに、一度炎症が起きたマウスから、このリンパ球を取り除くと、内臓脂肪の炎症が抑えられ、インスリンの効きが改善されることなども分かった。
真鍋一郎・東京大大学院医学系研究科特任准教授(循環器内科)は「このTリンパ球は免疫機能にとって重要で、すべてを除去するのは難しい。脂肪組織の肥満化によって、Tリンパ球を活性化させる物質を見つけられれば、それを制御することで、メタボリックシンドロームの治療薬開発につながる可能性がある」と話す。 【毎日新聞】
- 2009年07月10日
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糖尿病・がん “国民病完治事業”着手 東北大
東北大は本年度、国民病とされる糖尿病やがんの完治を目指す「健康寿命増進型メディカルイノベーション開発事業」に着手する。創薬や機器開発などに取り組み、増大する医療費の抑制に向けて国民病への新たな対策づくりを進める。
プロジェクトは9日、経済産業省の先端イノベーション拠点整備事業に採択された。事業の補助額は5億7000万円。実験機材の購入などの初期投資に充てられる。
開発事業の内容は(1)がんや糖尿病の合併症を進行させる活性酸素などを細胞から消去する薬剤の開発(2)血糖値を下げるインスリンを作る細胞の活性化を促す医療機器、医薬品の開発(3)重症糖尿病患者に移植する人工臓器の開発―など。臓器やインスリンを作る細胞など、人体が本来持つ機能を活用。最小限の治療で国民病を根治させる方法の確立を目指す。
がんの医療費は国内で年間2兆6000億円に上るほか、人工透析を受ける糖尿病患者の医療費は毎年650億円ずつ増加している。
事業を担当する大学院医学研究科の片桐秀樹教授(代謝学)は「長期にわたる治療や対症療法が中心だった糖尿病、がんの医療を革新し、医療費抑制や新たな医療産業の創出につなげたい」と話している。 【 河北新報 】
- 2009年06月19日
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<血糖値>増えると光る微小センサー開発 東大チーム
血糖値に応じて、光の強度が変わる微小センサーを、東京大生産技術研究所の竹内昌治准教授(微細加工学)の研究チームが開発した。19日発表した。ブドウ糖を多く取ったマウスの耳に埋め込んで、紫外線を当てると耳が明るく緑色に光った。今後、糖尿病患者の血糖値を常時計測するシステムの開発を目指す。
血糖値は食事や運動で大きく変わる。血糖値を下げるホルモン「インスリン」をタイミングよく注射するには、きめ細かく血糖値を測定するのが好ましいとされる。
開発したセンサーは、ブドウ糖に反応する蛍光物質を埋め込んだ寒天状のビーズで、大きさは約0.1ミリ。普段は光らないが、紫外線を当てると光る。注射器の針の穴を通り抜けられるため、患者に負担をかけることなく埋め込めるという。
竹内准教授は「人では1個で十分計測できるはずだ。安全性を確かめ、10~15年後には実用化したい」と話す。 【毎日新聞】
- 2009年05月26日
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「メタボ」9割が認知、予防の生活習慣継続は3割…食育白書
政府は26日午前の閣議で、2009年版の食育白書を閣議決定した。メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に関して「言葉も意味も知っていた」とする人は3月時点で89・3%と2年前(77・3%)より増え、政府が2010年度の目標値としていた「80%以上」を達成した。
ただ、予防や改善のために適切な食事や運動を半年以上、継続している人は29・4%にとどまり、対策は不十分であることが浮き彫りとなった。
また、07年11月の調査では、生活習慣病につながるとされる「朝食抜き」の割合が高いのは30歳代男性(30・2%)や20歳代男性(28・6%)で、10年度の目標である「15%以下」とは大きく隔たっていた。女性も、20歳代(24・9%)、30歳代(16・3%)で朝食欠食率が高かった。 (読売新聞)
- 2009年04月15日
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<夜間頻尿>メタボご注意 やせた人でも…日本人特有です
欧米では高齢の太った人に多いとされる夜間頻尿の症状が、日本人では、やせた人でも多く発症することが、福井大の横山修教授(泌尿器科学)の研究で分かった。欧米の研究では、高血圧、高血糖、高脂血症といったメタボリック症候群の因子を抱えた人ほど夜間頻尿になりやすいとされるため、やせた人が夜間頻尿になった場合、メタボリック症候群の因子が潜んでいる可能性があるという。
夜間頻尿とやせ形との関連を示す報告は初めて。16日から岡山市である日本泌尿器科学会総会で報告する。
横山教授らは、05年に福井県の健康診査を受けた女性1万8952人の検査結果を基に、肥満度と夜間2回以上トイレに起きる夜間頻尿、高血圧などの疾患の関係を調べた。
肥満度は国際的な指標となっている体格指数(BMI)を使用。60歳以上、70歳以上、80歳以上の各年代とも、正常BMIの人に比べ、BMI25以上の「肥満」と同18・5以下の「やせ形」の人で夜間頻尿の割合が高く、やせ形の夜間頻尿の割合は、80歳以上で15%、70歳以上で9%、と肥満の各8%を上回った。前立腺検診を受けた男性3624人の分析でも、60歳以上ではやせ形ほど夜間頻尿の症状がみられた。
横山教授は「日本人は、やせた人でも高血圧や糖尿病になると指摘されているが、夜間頻尿でも同様のようだ。夜間頻尿になったら、やせた人でもこれらの病気を疑い、医療機関などで検査した方がよい」と話している。(毎日新聞)
- 2009年03月11日
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メタボ対策 生活習慣の改善 理研科学講演会 最新研究成果を紹介
健康科学の最前線を伝える理化学研究所の科学講演会が東京都内で開かれ、生活習慣と病気の関係や、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)などに関する最新の研究成果が紹介された。
▽肥満とメタボ
国立国際医療センター研究所の春日雅人所長は「肥満はなぜ体に悪いのか」というテーマで、脂肪細胞の働きとメタボリックシンドロームの関係を紹介した。
中性脂肪を蓄える脂肪細胞が肥大化して肥満になると、インスリンの働きが悪くなり、糖尿病や高脂血症になりやすい。生活習慣の改善で肥満を解消することがメタボ対策として重要だという。
また英国で最近、「メタボのなりやすさは胎児の時期に決まる」という興味深い研究がまとまった。胎児期の栄養不足により、出生時の体重が2500グラム以下の低体重の子供は、高率でメタボを発症するという。
春日氏は「日本では低体重の子供がこの10年間で倍増している。20代のやせた女性が増えていることが一因とみられ、メタボが今後、増加する危険性が高い」と指摘した。
▽腸内細菌と便
理研バイオリソースセンターの弁野義己・微生物材料開発室長は、腸内細菌と病気の関係を説明した。
弁野氏によると、腸内細菌のバランスが崩れて悪玉菌が増えると、腸内に有害な腐敗物質がたまりやすくなり、便が臭くなる。最近、若い世代でこうした傾向の人が増えている。肉類中心の偏った食事や運動不足、ストレスなどが原因だという。
理想的な便は、ほどほどの硬さで、においは少なめ、黄色か黄褐色で重さ300グラム以上、長さ20センチ前後で太さはバナナ大。ヨーグルトなどの発酵乳製品を食べると、理想に近づくという。
▽副作用の個人差
一方、理研の中村祐輔・ゲノム医科学研究センター長は、先端医療として注目されている「オーダーメード医療」の現状を紹介した。遺伝情報が書き込まれたDNAの塩基配列のわずかな違いから、患者ごとに体質を見極め、その人に最適な薬を選んで治療する試みだ。
塩基配列は誰でもほとんど同じだが、約300個に1カ所の割合で個人差があり、これが薬の効き目や副作用の有無に深く関係している。こうした個人差は、すでに約310万カ所で見つかっており、皮膚に重い副作用が出る人の遺伝的背景などが分かってきた。
中村氏は「今の医療は、『とりあえずこの薬を使おう』という“とりあえず型医療”。ゲノム(全遺伝情報)研究が進展すれば、医療に大きな変革をもたらすだろう」と語った。(産経新聞)
- 2009年02月20日
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<糖尿病>診断基準を見直しへ 2カ月平均の数値に
糖尿病の診断で使われている血糖値は食事や運動の影響を受けやすく、検査前の一時的な節制や過食でも簡単に数値が変わる。このため、日本糖尿病学会(門脇孝理事長)は19日、長野県松本市で理事会を開き、診断基準を見直す検討委員会の設置を決めた。過去1~2カ月の平均的な血糖の状態を示す血液検査値「ヘモグロビンA1c(HbA1c)」の導入を検討する。
現在の診断基準は、99年に策定された。空腹時血糖値が血液1デシリットルあたり126ミリグラム以上または食後血糖値(ブドウ糖負荷後2時間血糖値)が同200ミリグラム以上の場合、糖尿病と診断される。だが、血糖値は検査前数日の食事や運動の影響が強く表れるため、変動が大きい。
HbA1cは、赤血球に含まれるヘモグロビンにブドウ糖が結びついたもので、赤血球の寿命が長いため、過去1~2カ月の血糖状態を把握できる。このため、世界保健機関(WHO)や米国糖尿病学会もHbA1cを診断基準に導入する検討を進めている。
ただ、ヘモグロビンに異常があると正しい血糖状態が分からなかったり、検査費用が割高になるとの課題がある。門脇理事長は「血糖値とHbA1cは、長所短所がある。日本にあった新しい診断基準を検討したい」と話す。 (毎日新聞)
- 2008年12月25日
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糖尿病疑い 成人5人に1人
糖尿病が疑われる成人は予備軍も含めて約2210万人で、5年前の1・4倍に増えたことが25日、平成19年の厚生労働省の「国民健康・栄養調査」で分かった。成人のほぼ5人に1人が該当する計算で、厚労省は「運動不足や、食生活の乱れが影響している。特に男性の肥満が増えていることも背景にあるのでは」とみている。
糖尿病などにつながるメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)対策として、調査後の今年4月からは「特定検診・保健指導」が始まっているが、国民の間で生活習慣病の危険が拡大している実態が浮き彫りになった。
調査は昨年11月に実施。無作為抽出した全国6000世帯の1万8000人を対象に行い、男女計約4000人の血液検査などから全国民の健康状態を推計した。
その結果、過去1、2カ月の血糖値の指標となる血液中のヘモグロビンA1cの値が高く、糖尿病が「強く疑われる人」が約890万人(14年調査は約740万人)、「予備軍」が約1320万人(同約880万人)だった。
「強く疑われる人」のうち「現在治療を受けている」という人は55・7%(同51・9%)と増加傾向。検査で「異常あり」とされた人で、医療関係者からの保健指導を受けた人は8割、さらに生活習慣を改めた人は9割にも上っており、国民の健康への関心の高さが明らかになった。
一方、糖尿病の知識について、全体の約9割の人が、「正しい食生活と運動が予防に効果がある」と回答。対策は理解していても、実行できない状況もうかがえる。
また、40~74歳の成人でメタボリックシンドロームが「強く疑われる人」と「予備軍」を推計したところ、計約2010万人と推定された。前年調査比で70万人増加した。(産経新聞)
▼厚生労働省
平成19年国民健康・栄養調査結果の概要について
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2008/12/h1225-5.html
- 2008年09月02日
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働く人々の生活習慣病予防-生活指導30%増
独)労働者健康福祉機構発表
独立行政法人労働者健康福祉機構が平成19年4月から平成20年3月までの1年間に全国32カ所の労災病院に併設された勤労者予防医療センターなどで行った保健指導、生活指導、栄養指導、運動指導などを受けられた人数と内容などを発表しました。
特徴としては、生活習慣の改善を指導する生活指導の利用者が急増しました。その理由としては「特定保健指導、メタボリックシンドローム等が関心を集めている」と推察されています。
取りまとめ結果は、生活習慣病予防指導の個別指導を受けられた方は、69,418人(前年度の17.2%増)。内訳は、生活指導が19,922人、運動指導が18,256人、保健指導が17,815人、栄養指導が13,425人の順となっています。いずれの指導も利用者が前年度に比べて増加、特に生活指導が38.0%の増加となっています。
※生活指導とは、医師、保健師が喫煙、飲酒などの習慣や不規則な生活についての指導をいいます。
- 2008年08月25日
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メタボ不安
対策は「食生活の改善」がトップ
メタボリック(内臓脂肪)症候群の健診が今年度から始まり「メタボロックシンドローム」が世間一般に広く知られるようになりました。日経産業地域研究所の調査では、将来メタボになる不安を抱く「メタボ不安者」は30%にのぼりました。メタボ該当者の割合は厚生労働省のデータとほぼ同じでしたが、メタボ不安者は厚労省が推計する「メタボ予備軍」(約16%)を上回る結果となりました。そのため、「今、何らかのメタボ対策をしている」という人の割合はメタボ該当者が65%に対し、メタボ不安者でも61%と六割を超えており、「今後、取りたい対策がある」でもメタボ該当者52%、メタボ不安者56%と同じような結果となりました。該当者と不安者が取っている対策は「食生活の改善」が44%でトップ。次いで「ジョギングやウォーキング」(31%)。「食生活の改善」をしている人の間では、「野菜をたくさん取るようにしている」(73%)、「食べ過ぎないようにしている」(63%)が上位ですが、「体にいい食品や飲料を取っている」(52%)も過半数を占める結果となり、健康食品の売れ行きが好調なことを裏付けています。
今、健康食品は多種多様に出回っていますが、わたしたちは本当に安全で自分の体にあった物を選びたいものです。そのためには最新の情報をチェックして安全性・有効性を自分の目で確かめることも必要です。
▼独立行政法人 国立健康・栄養研究所
「健康食品」の安全性・有効性情報
http://hfnet.nih.go.jp/
- 2008年08月18日
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ゲーム感覚でメタボ対策
楽しみながら健康管理に取組めるサービス人気
インターネット上のサービスを使い、職場や自宅でゲームを楽しむ感覚で健康管理に取り組むビジネスマンが増えている。自分の体重や体脂肪率などの数値をネットで送り、推移を示したグラフをパソコンなどの画面で簡単に確認できるのが特徴。毎月2,000円程度から利用できるものが多く、メタボリック(内臓脂肪)症候群を気にする40~50代から減量に励む20代まで幅広い年齢の消費者が重宝している。
「体重が減る様子がはっきりわかり、とても面白い」。東京都府中市に住む20代の男性は、同市内の職場に置いた体重計で毎日1回体重を量り、専用サイトで体重推移のグラフを確認する。「食事を多めに取った日は体重が急増するのが一目でつかめるので、翌日から自然と量を控えるようになる」。4月から利用を始め、ダイエットに取り組んだ結果、90キロ超あった体重は3カ月で約10キロも減った。この男性が利用しているのは、ソフトバンクリブラ(東京・港)の健康管理支援サービス「ライフキャリア」だ。借りた体重計や血圧計などを専用機器で携帯電話につなぎ、測定したデータをネットで送信するだけ。自分でグラフを作成する手間などはかからない。入会費2,000千円で、月会費は2,000~4,640円。直近1カ月では、新規利用者が約1,000人増えた。従来の10倍近いペースだ。ソフトバンクリブラは「楽しみながら健康管理に取り組める点が意外に受けた」と読む。
タニタとNTT東日本が共同で提供する「からだカルテ(レシーバータイプ)」はタニタ製の体組成計と光通信網をつなぎ、測定データを自動でタニタのデータベースに送ってグラフ化する。体脂肪率や筋肉量なども含め、パソコンや携帯電話の画面で確認できる。入会金は4,000円。分割払いの24カ月契約だと、毎月の費用は1,980円だ。5月にサービスを始めたが「手軽さが受け、40代以上のビジネスマンを中心に順調に新規加入者を増やしている」(NTT東日本)
- 2008年07月29日
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小学6年時の食習慣がメタボ発症に影響
(独立行政法人 労働者健康福祉機構調べ)
独立行政法人 労働者健康福祉機構が運営する全国の労災病院内に設置する9つの均等者予防医療センターで、メタボリックシンドローム(以下「メタボ」)の発症に係る背景要因を検証するため、メタボ患者400名及び同患者と年齢、性を一致させた399名の健常者に対し、(1)食行動ならびに食事の嗜好、(2)幼少期の食習慣、運動慣、(3)不規則勤務(夜勤・シフト勤務)の有無、などについてのアンケート調査が行われました。
調査の分析結果では、(1)では男女とも「食事は大食」、「ストレスで食べ過ぎる」、(2)では「小学校6年生時に肥満」と回答した者について、それぞれメタボ患者のメタボ発症リスクが健常者と比較して高いことが判明。
特に(2)について「小学校6年生時に肥満」であった者のメタボ発症リスクは男性で2.8倍、女性で10.1倍と、女性のリスクが特に高いことが判明しました。
こうした結果について、調査にあたった研究チームでは「学童期のカロリー過剰摂取、つまり学童期の食習慣がメタボ発症と強い相関を示している。子供は活発に運動しているから、たくさん食べてもいいだろうという考え方は改めるべき。今年度から実施が義務化された特定保健指導や学童の食育の現場で食習慣の見直しを提言していきたい」と話されています。
子供の肥満は増えているそうですが、子供は食習慣を自分でコントロールするのが難しく、大人の方のサポートが必要です。将来の健康を考えて、ご家族で健康な食習慣・運動習慣に取り組んでいきましょう。
- 2008年07月26日
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漢方薬でメタボ対策
ドラッグストア売り上げ3-6割増
4月に始まった特定健診・特定保健指導をきっかけに、メタボリック(内臓脂肪)対策を考える消費者が増え、肥満の解消効果が見込まれる漢方薬に関心が向いている。購入層も中高年の男性だけでなく、女性にも広がっている。
漢方薬は天然の生薬を二種類以上組み合わせたもので、ドラッグストアではカプセルや顆粒(かりゅう)状の商品が主流。最近は脂肪の分解・燃焼を促して肥満症を改善する効能効果が見込まれるとされる成分「防風通聖散」を含有した漢方薬が、メタボ対策商品として人気を集めている。セガミメディックスでは4月以降、漢方薬の売り上げが前年同期比65%増で推移している。小林製薬の「ナイシトール85」(180錠入り、メーカー希望小売価格2,940円)など、メタボ対策効果が見込める漢方薬が同34%増だった。4-6月の漢方薬の売り上げが同50%増だったウエルシア関東でも、「メタボ対策関連の商品がけん引している」と分析している。マツモトキヨシはメタボ関連の漢方薬が6月までの1年間で前の年比30%増の売れ行き。「特定健診などでメタボ対策を始める消費者の購入が今後も増える」とみる。
市場調査会社のインテージによると漢方薬の07年度の市場規模は464億円で、03年度比1.6倍に拡大した。
- 2008年07月22日
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特定保健指導業務支援システム
「Hellseher Willing」発売(日立メディコ)
株式会社日立メディコは、特定保健指導に関する事務作業から保健指導対象者への支援計画・実施管理までの一連の指導業務をサポートできる 特定保健指導業務支援システム「Hellseher Willing(ヘルゼア ウィリング)」を発売します。
2008年4月から40歳以上の被保険者・被扶養者に対し、内臓脂肪型肥満に着目した健診(メタボリック健診)とその結果に基づく保健指導の実施が義務化されました。健診によって生活習慣病予備群と診断された対象者は、自らの生活習慣における課題に気づき、改善するための行動目標を立てる必要があります。
「Hellseher Willing」は保健指導のための支援システムです。特定保健指導の予約受付から指導条件の設定、請求管理といった事務作業の支援と保健指導者のスケジュール管理、対象者の行動計画設定や指導結果登録作業を支援から構成されています。さらに、検査結果や問診結果から改善すべき生活習慣を判定する「メタボ・ジャッジ」、目標体重と指導期間から減量すべきカロリーを算出し、改善できる食事や運動メニューを選択する「減量シミュレーション」等の特定保健指導の効果を大きく向上させるオプションソフトが充実していることも大きな特長の一つです。
今月中に発売で価格は980万円から。
- 2008年06月27日
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空腹時血糖値の正常域に関する新区分
日本糖尿病学会が公表
日本糖尿病学会は、空腹時血糖値の正常域のうち、110mg/dLから100mg/dLを「正常高値」とする報告を公表しました。
これは空腹時血糖値が110mg/dL未満であっても、100mg/dL以上の場合は糖尿病への移行率が有意に高いこと、また経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)を行えば100mg/dL以上110mg/dL未満のもののうち25~40%が境界型や糖尿病型に属することから、100mg/dLから110mg/dLを正常高値にすることで「これらを見逃す可能性を低下させることができるから」ということです。
「空腹時血糖値100~109mg/dLを正常域ではあるが、正常高値とした理由」について日本糖尿病学会は次のように説明しています。
『空腹時血糖値100~109mg/dLの領域は、将来の糖尿病への移行やOGTT時の耐糖能障害の有無や程度からみて多様な集団である。従って、現時点では、空腹時血糖値が100~109mg/dLの者を一律に境界域あるいは空腹時血糖値99mg/dL以下と同一の正常域として取り扱うべきではなく、正常域の中で正常高値とするのが適切である。この集団については、OGTTを行うことにより、正常型、境界型あるいは糖尿病型のいずれに属するかを判定することが勧められる。OGTTが行われるまでは、正常高値として観察し、個々の症例の病態や経過に応じて、適切な生活習慣指導や肥満の是正などが行われるべきである』
(社団法人 日本糖尿病学会 糖尿病・糖代謝異常に関する診断基準検討委員会報告―空腹時血糖値の正常域に関する新区分―から引用)
- 2008年05月29日
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食後過血糖改善剤「ベイスン®錠」
日本糖尿病学会で2型糖尿病の発症抑制効果発表
武田薬品工業株式会社の糖尿病治療薬「ベイスン®錠」(一般名:ボグリボース、以下ベイスン)に「耐糖能異常における2型糖尿病の発症抑制」の効能があると、5月24日、東京で開催された第51回日本糖尿病学会において発表されました。
もともとベイスンは腸管での糖質の消化・吸収を遅延させることにより食後過血糖を改善する薬剤で、食事制限や運動しても効果が少ない場合や、インスリンや経口糖尿病薬を用いても食後血糖のコントロールが悪いような場合に服用されていました。
今回の発表では「耐糖能異常」と呼ばれる状態の人にベイスンを投与したところ、2型糖尿病の発症を40.5%抑制でき、統計学的な有意差を確認できたとのことです。
耐糖能異常の方において、2型糖尿病や心血管疾患の発症リスクは高く、現在は食事療法や運動療法を中心とした生活習慣に関する指導が行われています。これに薬物療法を加えることで、糖尿病患者の増加に歯止めがかかることを期待したいものです。
(本文は武田薬品工業株式会社のWebサイトより一部引用しています)
- 2008年05月26日
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コンビニ弁当は高エネルギー、高脂肪、高塩分?
「からだにやさしい山菜ごはん幕の内」ローソンが発売
第51回日本糖尿病学会実行委員会が監修した「からだにやさしい山菜ごはん幕の内」が、5月20日からコンビニエンスストアのローソンで販売されています。
コンビニ弁当といえば高カロリーなイメージが強いですが、このお弁当は1食当たり497kcal。
第51回日本糖尿病学会実行委員会の開発コンセプトは
・これまで食生活を意識したことのない方には、適切な食事バランスを意識するきっかけを作っていただくこと
・すでに検診などで注意をうけて食生活の改善をしたいと思っている方には、カロリー・脂肪分を抑え、野菜(食物線維)など普段のお弁当で摂りにくいメニューが入ったお弁当として毎日安心して食べていただけるものを
、ということでさまざまな角度から配慮がされています(脂肪分、塩分、品数など)。
忙しくてお弁当が作れない方や1人暮らしの方など、外食の機会の多い方にもバランスのとれた食事を手軽にとることができるので便利です。
【商品名】「からだにやさしい山菜ごはん幕の内」
【料金】530円
【購入方法】北海道・九州・沖縄を除く全国のローソン・ナチュラルローソン
【メニュー】山菜ごはん・野菜と豆腐ハンバーグ・焼魚(さば)・野菜の煮物・きんぴらごぼう・ひじき煮物・菜の花の煮びたし・玉子焼
- 2008年05月23日
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メタボ予防の自己管理ツール
血糖値、血圧の自己測定器が続々登場!
メタボリックシンドロームや生活習慣病への意識が高まる中、血圧や血糖値を自己測定できる機器が、相次いで新発売されています。
株式会社タニタでは、外食時や旅先でも手軽に使える携帯用デジタル尿糖計「UG-201」を6月20日に発売すると発表。血糖値を測定するには、採血が必要ですが、この測定器は血糖値と相関性の強い尿糖を測定するので、痛みを伴わず外出先でも手軽に測定できます。
またジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社メディカル カンパニーも血糖自己測定器「ワンタッチウルトラビューTM」を6月30日に発売。こちらは、見やすいカラー液晶に操作方法をアニメーションで見ることが出来るヘルプ機能など使いやすい機能が充実しています。
その他、家電量販店では血圧計や体脂肪計の売れ行きも好調とのことで、より高機能で本格的なものを求める消費者が増えているそうです。
肥満や食べすぎ、運動不足といった生活習慣の変化によって糖尿病や高血圧症は年々増加傾向にあります。重い状態になる前に、自己管理でしっかりと予防したいものです。
- 2008年05月01日
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糖尿病の疑い1870万人…厚労省調査推計
全国で糖尿病の疑いがある人は推計1,870万人に上り、4年前の調査を250万人も上回ったと、30日、厚生労働省が公表した「国民健康・栄養調査」でわかりました。
それによると、糖尿病が強く疑われる人は約820万人。糖尿病の可能性が否定できない人は約1,050万人、合わせて約1,870万人と推定。(前回は1,620万人)
またメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)は、40~74歳男性の2人に1人、女性の5人に1人が、強く疑われる又は予備群と考えられるという結果に。
そのほか、運動に関する意識では、男性の20~39歳及び70歳以上と女性の15~29歳及び70歳以上では、「実行していないし、実行しようとも考えていない」人が3割以上、などの調査結果も。
糖尿病は普段からの生活習慣が引き金となり発症することの多い病気です。しかし、わかっていてもなかなか改善できないのが生活習慣ですよね。大きい目標を立てるのではなく「1日5分体を動かす」「ご飯を一口減らす」などからはじめてみるのはいかがでしょうか。
- 2008年04月23日
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日本初の経口禁煙補助薬「チャンピックスR錠」新発売
喫煙に伴う満足感を抑制し、タバコへの切望感を軽減
ファイザー株式会社が、5月8日(木)にニコチン依存症の喫煙者に対する新しい禁煙補助薬「チャンピックスR錠」を発売するそうです。
チャンピックスはこれまでの禁煙補助薬のように貼り薬などでニコチンを補充するのではなく、『脳内のα4β2ニコチン受容体に選択的に働き、離脱症状やタバコに対する切望感を軽減するとともに、喫煙による満足感を抑制するという画期的な作用機序で禁煙効果を発揮(ファイザー株式会社プレスリリースより引用)』するというもの。
喫煙は内臓脂肪を増加させたり、動脈硬化を進行させるなどメタボリックシンドロームにも重大な影響を与えます。特に母親の喫煙は将来子供がメタボになる危険性がアップするとの報告もありましたよね。
家族で健康な体を維持していくためにも、上手に禁煙したい!チャンピックスはその救世主となるか、試してみるのはいかがでしょうか?
- 2008年04月15日
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自分の肥満タイプを知ってダイエットに役立てる!
DNAから考えるダイエット「肥満関連遺伝子検査キット」
湧永製薬株式会社は「DNAから考えるダイエット Wak-Navi『肥満関連遺伝子検査キット』」を、4月1日から全国の薬局・薬店にて発売。これは、3つの肥満関連遺伝子「β-3アドレナリン受容体遺伝子」「脱共役タンパク質1遺伝子」「β-2アドレナリン受容体遺伝子」を調べて、標準との違いから「りんご型」「洋なし型」「バナナ型」の肥満のタイプ(遺伝子タイプ)を判定するものです。自分がどのタイプかを知ることで、適したダイエット計画を立てることができ、具体的な生活習慣の改善にも役立ちます。
また、5月12日には、Wak-Naviブランドサイトにて通信販売の受付も開始されるとのことです。販売店での検査に抵抗がある方も、自宅でなら気軽に試せそうですね。
同じようにダイエットしていても、人によって効果の出方は違います。「自分は太りやすいから」とあきらめないで、自分の肥満になりやすい傾向を知って、もっと効果的にダイエットしてみてはいかがでしょうか。
- 2008年04月03日
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ワコールからメンズインナー新発売!
はいて歩けば、おなかの出っ張りもなくなる?
「特定健診・特定保健指導」でメタボリックシンドロームへの関心が高まる中、株式会社ワコールがメンズインナー「クロスウォーカー」を発売しました。
「日常の歩きをエクササイズに変える」という発想で作られたこのインナーは、長期間着用することで筋肉が鍛えられて、体型を引き締めることができるそうです。
生活習慣病の予防、対策にはバランスのとれた食事と、適度な運動が基本。そして、なによりも継続して行うことが最も重要です。下着を変えるだけなら長続きできそう、というかたも多いはず。試してみる価値はあるかもしれませんね。
- 2008年04月01日
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今日からスタート!メタボ健診制度
メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の発見・対策により、生活習慣病を予防することが目的の通称「メタボ健診」が今日からスタートしました。
メタボ健診の対象は40~74歳の医療保険加入者約5600万人(妊婦などを除く)。市町村国保加入者には市町村、健康保険加入者には職場健診と兼ねて実施することになります。
メタボ健診は、今までの健診と違い「実施した」というだけではダメ。きちんと「結果」をだすことが義務付けられています。目標は2012年度までに、メタボリックシンドローム該当者や予備群を10%減少させること。達成できない保険者には、後期高齢者医療制度への財政負担が最大10%加算される罰則もあります。この場合、保険料の値上げなどが必要になって保険加入者の負担増になる可能性もあるので、やはり、ひとりひとりが問題意識を持って取り組むことが必要ですよね。
そんな消費者に向けて家電量販店では、メタボ対策機器専門コーナーができたり、ポイント還元率をアップさせたりと、各店力を入れているようです。
命に関わる病気を招くメタボリックシンドローム。早いうちから対処して、健康で楽しい毎日をおくりましょう。
- 2008年03月13日
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寝過ぎ・寝不足で糖尿病が増える?
肥満の予防にも睡眠重要 !
12日、睡眠と生活習慣病が関連するとの研究結果を兼板佳孝日本大講師(公衆衛生学)らがまとめ発表しました。
その内容は、睡眠が長すぎても短すぎても糖尿病になりやすく、1日5時間未満では肥満になる確率が高いなど、生活習慣病の予防に健やかな眠りが重要なことを示したものでした。
糖尿病では、睡眠が6時間以上8時間未満で最も少なく、6時間未満や8時間以上だとその3倍から5倍との結果でした。
厚生労働省の国民健康・栄養調査では、欠食や外食が多く、ストレスを感じる人ほど睡眠時間が短い傾向にあるとのこと。よい睡眠のためにも、もう一度、生活習慣を見直す必要がありそうです。
- 2008年02月26日
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社員のメタボ対策に企業も取り組み強化
今年4月からの特定健診の義務化により、大手企業が独自の施策を導入していくことを発表しました。
NECやトヨタ自動車は健診対象年齢を、義務付け(40歳以上)より拡大。富士通では、三億円を投じて社員の健康管理システムを導入し、インターネット経由で保健師が生活習慣病の予防、対策を助言できるようになるそうです。
健保組合は、加入者が健康になれば医療費の負担が減ります。ですので今後はますますメタボ対策への意識が高まっていくと考えられます。
- 2007年12月04日
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平成20年4月からメタボリックシンドローム対策!
特定健康診査・特定保健指導がはじまります。
日本人の生活習慣の変化や高齢者の増加等により、近年、糖尿病等の生活習慣病の有病者・予備群が増加しており、生活習慣病を原因とする死亡は、全体の約3分の1にものぼると推計されています。
このようなことを背景に、来年4月から40歳から74歳を対象にした特定健診制度が導入されます。これにより腹囲、血圧、コレステロール値からメタボリック症候群の該当者や予備軍を割り出し、健康保険組合が指導することが義務付けられます。
新たな健診費用に加えて、改善が見られないと罰則が科せられる事態に、企業の健康保険組合や自治体は頭を悩ませることに。公費の負担を抑えるためにも、ひとりひとりがメタボリック対策に力を入れたいものです。


